木工家への道〜たまーに日常的な事

前職を辞め、令和から家具職人への道を選ぶ。たまに日常についても書きます

「ヒノキ」の魅力

こんばんは

 

今回は長野の木曽郡に住み始めて1ヶ月が経ちましたが

木材である「ヒノキ」についての知識が少しついたので

それについて書いていきます。

  

 

「ヒノキ」について

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ヒノキは日本と台湾にのみ分布する。日本では本州中部(福島県)以南から九州まで分布する。台湾本島には変種タイワンヒノキ(台湾扁柏、Chamaecyparis obtusa var. formosana)が分布している。また中国においては、「檜(桧)」という漢字はビャクシン属を指す。日本では木曽に樹齢450年のものが生息しているのが最高であるが、台湾では樹齢2,000年のものが生息している。

 

と言う事でwikiから頂いてきました 笑

ちなみに台湾では天然林の伐採が禁止になっており日本の天然林の価格がさらに高騰するようになりました。

 

ひのき特有の強い匂いが特徴的であり、木材に詳しくない人でも

ひのきの匂いでわかる人多いのではないでしょうか。

木曽ひのきと木曽檜とは

ひのきは大きく「木曽ひのき」「木曽檜」の2種類に分かれます。

木曽ひのきは人工林の事であり、ひのきが漢字表記の木曽檜は天然林であり、人の手がついていない木になります。

 

つまり口頭ではどちらか分かりません

 

ややこしいですよね…

 

天然の木曽檜は人工林の木曽ひのきよりも成長するのが遅く

人工林が30〜40年で育つのに対して天然林は60〜70年かかります。

 

その為、天然のものが市場に出る量は少ないです

「人工林木曽ひのき」とは人の手を加えて育成、管理されたひのきで、

「天然木曽檜」は自然生態の中で育ったものです。

 

天然林と人工林の違いとしては天然林は1年に成長する幅が狭いので、年輪が緻密であり強度や匂いも人工林よりも強いです。

 

木目の写真などはこちらのサイトで詳しく書いてます↓↓

okekazu.jp

 

「ヒノキ」の使われ方

ヒノキは建築材が大きく占めており、天然林は法隆寺東大寺などの寺院に使われており、現在でも伊勢神宮で天然林は使われています。

家具としては針葉樹である為、強度的に家具は難しいのであまり多くありませんが、

桶や風呂桶、酢飯に使われる寿司桶などの日常道具や能のお面などの特殊な物に使われます。

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豆知識

なぜヒノキが東大寺法隆寺に使われるかと言うと、ヒノキには害虫が嫌う成分である「ヒノキチオール」が含まれておりどの木材よりも長く持つと言われております。

なので寺院などにある彫刻も天然林が多く使われています。

 

つい最近ですが長野県木曽郡日本3大美林の1つである赤沢美林に行ってきたのですが

木曽には「ヒノキ・サワラ・アスナロ・ネズコ・コウヤマキ」の木曽5木と呼ばれる木があり、檜が一番多いのかと思いきや、耐久性と繁殖力が高いアスナロが大半を占めており、アスナロの森になりつつあると聞きました。

 

ちなみにアスナロの名前の由来は、ヒノキの日陰に育つ事が多く

「明日はヒノキになろう」でアスナロと呼ばれるようになりました。

アスナロとヒバは同じものであり地域によって色々呼び方が変わります。

 

さらに言うと国産のヒノキにはヒノキチオールはほとんど含まれておらず青森のヒバには入ってるのだとか。

 

まとめ

私はヒノキアレルギーであり、授業内容のヒノキの鉋削りで悪化するかと思ったのですが

 

 

全然問題なかったです。

 

 

ただ木曽郡は外のひのきは半端なくきつく

関東や関西よりもひのき花粉の受粉期間が長いです。

 

以上