木工家への道〜たまーに日常的な事

前職を辞め、令和から家具職人への道を選ぶ。たまに日常についても書きます

全国削ろう会信州伊那大会に行って来ました

こんばんは

 

こうや豆腐です。

 

今月の5/11・12日に開催された全国削ろう会へ行って来た話をしようと思います。


毎年1度開催されており、去年は福岡だったのですが
今年は私が住んでいる町の隣にある伊那市なのでこれは行かない訳には行かないですよね

 

ではその削ろう会についての感想など書いていきます。

 

 

削ろう会とは

鉋削りをはじめ、手道具や伝統技術の可能性を追求する会です。
大工をはじめとする木造・木工関係の職人のほか、その工具を作る鍛冶、
手道具や職人に興味のあるアマチュアが集まって、競い・楽しみながら技術交流をしています。

 

鉋屑は本来、仕事の副産物であり、ふつうなら捨てられてしまうものですが、

大の大人を夢中にさせる奥深さがあります。

その厚みわずか数ミクロン(1000分の1ミリ)という極限に達するまでには、

研ぎや台の調整など数々の習練と工夫を要します。
また、削り手(当会では「削リスト」と呼んでいます)だけではなく、
鉋鍛冶など道具のつくり手の習練や工夫も積み重なっており、
いわば技の結晶のようなものなのです。

名人の薄く均一な削り屑は向こう側が透けることはもちろん、まるで絹のような光沢があります。
永六輔氏は「削り華」と命名されました。


一般的な寸八鉋だけでなく 、一尺幅の大鉋や、台鉋の前身となる槍鉋(やりがんな)、
荒削り道具の釿(ちょうな)に試みる人もいます。


伝統の技の習得や自身の腕の向上を目指し、それぞれが習練し交流する中で、
日本の木造建築や木工芸の技術・文化を次世代につなげていきたいと思います。

削ろう会は道具の使い手とつくり手との交流の場でもあります。
全国大会の会場で道具の展示販売をする際も、けして商売だけが目的ではなく、
使い手とつくり手が顔を合わせ意見交換をする機会となっています。

実際に行ってきて思った事

初めて削ろう会へ行って来たのですが、思っていた以上に会場の雰囲気は和やかでした。

全国大会と言うよりも、交流会に近いので色んな人と気楽に話せます。

 

削ろう会の参加者のほとんどが宮大工っぽい人が多く

会社名の書いたTシャツを着ている人が多く会社ぐるみで参加してるようでした。

 

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大会直前に刃物を研ぐ参加者さん達

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削ろう会だけでは一般客は来客しにくいのか

大会に併設して出店が15店舗程ありますし、刃物屋さんも多く出店してました!

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墨壺を作っている職人さん

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刃物だけじゃなく鉋台のシラカシも売っていました!

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削ろう会の楽しみ方

 一般客の方が楽しもうと思うなら、削ろう会の大会ではなく、併設されているワークショップや椅子やカトラリーなどの小物が売られているエリアをお勧めします。

そこでは地場で取れた木材でお箸作りをしたり、小物のワークショップなどを催していたのでお子さんだけじゃなく大人も楽しめる内容でした。

 

実際、私も木工に携わり始めたばかりなのでほぼ一般客です…

私の場合は削ろう会を見に行く為ではなく刃物購入や人との交流が目的だったので、

削ろう会の大会は10分程度しか見ていません。
 

特殊な鉋の体験コーナーに行ったり、

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槍鉋の歴史や使い方などを聞いたり

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まとめ

2日間、削ろう会に行きましたが2日間行って良かったと思います。

大工や家具職人などの木工関係者じゃなくても十分楽しめる内容なので一度は行ってみてはどうでしょうか?

来年は実家の京都なので行きますのでまた削ろう会について書けたらなと思います。

 

以上!